壁の先にある光景
こんな事を考えた

余裕っていう金なのか幸せなのか分からないがそういうモノがあったなら、人は地獄に追い落とされた過去があってもそれを経験や想い出って言葉にするんだろうなってな。

「あの頃はこんなに辛い事があったんです。だから今の僕があるんです。」なんて言うんだろうってさ。

例えば1000万騙し取られた後に3億稼げば、それは想い出や経験って名前に変わる。1000万騙し取られた為に首を吊る事になればそれは永久の地獄さ、想い出でも経験でもないんだ。恨みとかそういう名前になり、それが心の全てを支配するだろう。
やがてそれと同化するんだろうよ。

それが壁って魔物だ

食うか、食われるか

乗り越えれば景色は暖かい
乗り越えなければ灰色の壁に押しつぶされ闇を彷徨う

憑依するカルマ 微妙に狂う数が
夢消え去りて流れ 憂いて足掻いて眺め
終焉に相応しい光景 修正し再び未曾有へ
壊れた硝子細工踏む お前は浅く掻い潜る
捨ててしまえばいいのに 夢で見た絵が染みとおり
また追うか夢って奴を 探そう集めて明日も

壁が崩れ落ちつつある
否、俺が山を登ってるのか

悪くない眺めだ

小石に躓き挫折を経験した気になってるようじゃ
見えない景色さ

さあ登る前に一度
苦悩っていう相棒と語らってみなよ

壁が見えるのはそれからだ

俺と酒を呑めるのはその壁を乗り越えた後だ
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by siko_yugi | 2004-11-29 07:50 |
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