言葉を書き記す事はその瞬間においてのみ価値があるのではなく
3次元では無く2次元であればこそ 時が経ってから心の器に満ちていく機会が得られるというものだ 詩歌と言うものの形式やスタイル 更に言うなれば生き方 芯を機軸とし響く声を糧とし それは色とりどりの四季の様に移り行くものだろう ただ真に響く声を発する者に出会う事は皆無に等しいのも事実なのだ 多くの助言は心を迷わすだけだ それが善意の基の言葉であろうとも それを選択肢の1つとして道を歩む事がきっと最善なんだろう 常に胸に秘めたる言葉は道半ば 自らを信じたら自信というモノになり それを周りが認めなければ過信というモノになるのだろう 可能ならば自信か過信か確かめてみたいのが人の常 痛みを伴う結果であれ穢れ無き赤子ではないのだから 心に風穴が空くとは「まさかな」と呟いた日に 脳漿から消えた生きる事の意味 門前で遊ぶ子供たちを見下す程愚かではない 羨ましくもあり眩しくもあるのが率直な感想だ ただ彼らの会話まで聞こうとは思わない それとこれとは別なのだ 私は誰がどう言おうがそれは仕方のない事だ ただ私を何と言おうが 逆に言えば相手の名が私の記憶には残る事はない 風が吹いて流れて消えていく言葉 流れて消えていく人 その全てを記憶する余裕は僕にはない 静けさの中 見つけたのなら 追うがいいだろう 脳内に迷う 風に誘われて 華麗な野花へ 辿り着いても 青い月へと 行きたくなるのは 日々は歌うのさ 答えの次に問いがあり オマエの好きに追うがいい 永遠なんだよ 嗚呼、また振り出しだ ってさ
by siko_yugi
| 2004-12-20 21:47
| 詩
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