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歩き始めたのは何時からだっただろうか
今や現実に疲れ心も魂も悲しい話だが磨耗した
あの日無心で夕陽を追い掛け行く当ても無く歩いた
純朴という言葉も知らずに純朴だったあの頃から
心は子供の頃から汚れて時代に取り残されたのだ
走馬灯の様に蘇える少年時代の僕はもういない
道化師みたいに痛みを隠すHOLD ME TONIGHT

夢に向かって無心で走れたあの春の日
今じゃ苦痛の連続それはあまりに悲しい
挫折から這い上がったあの夏の日
今じゃ苦痛の連続それはあまりに悲しい
笑顔で君と抱きしめあった秋の日
今じゃ苦痛の連続それはあまりに悲しい
寒さを君と分かち合ったあの冬の日
今じゃ苦痛の連続それはあまりに悲しい

泥沼から這い上がりたくて孤独にもがく僕は
君にあの日裏切られるのが怖くて裏切った
痛みを恐れ痛みに抱かれた僕は逃げてばかり
今年の夏も綺麗に輝いた打ち上げ花火
隣にはもう君はいなくて僕は一人で涙流して
無邪気を装う僕を誰か愛しておくれ
by siko_yugi | 2004-09-08 16:07 |
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