無題
炎天下の中、厳選された言葉のみを追求する孤高の男が一人で 軌道に沿い船は進まずも夢を描いて 灼熱の中で格別の深呼吸を心の奥で繰り返す魂の反芻 一本の煙草に火を着け罪を吸い罰を吐く 威嚇する暴走したもう一人の自己との闘い 頭脳戦争 苦悩は今日も終わらない 惨死体 勘違い 段違い 生き甲斐 死にたい 未開 夢を誘拐 ふと訪れた天から降り注ぐシャワー 俺は傘もささずに浴びながら フレーズを孤独にブツブツ繰り返す 過去を振り返らず今は進むとりあえず 思考回路は切断されただ浮遊する雲のように 暴れだした狂気を今日という日に 全ての罪を流す雨を見て見えない虹を見る 僕から去った君は綺麗な綺麗な命を帯びる

孤独な気狂いピエロ 「消えろ」と呟く僕はもう卑下も 誇張もしたくないただ踊り続くけるDOLL 社会の歯車の様に社会で踊る 神に操られたのに意志は暴走しバビロンの塔にすら願望は届く 老夫婦は僕を見て嘲笑いながら 壊れ静止した僕の頭 だがな 俺は俺で僕は僕じゃない と信じたい近未来の闇夜みたい 星は流れ落ちて 人は静止する「どうして?」 もう我は時の流れに逆らえず神の飼われた人形の様 追い続けた桃源郷 もう動かない 頭の痛みも感じない 僕は異様な様で踊り続ける人形 もう既に停止した心臓

まだ見ぬ神を拝みながら高みの見物をする教祖 証拠は無く鳥はただ時を嘆き泣くのみの様相 今日この時に神がいるならば神はこの暗黒世界を創造した罪により命を絶つべきであり されども終わらない終われない命に追われ祈り また人の夢を神は足で踏み 鋼もやがて積荷の中の鉄に 新時代が来たれど世紀末 集団になれば円になる 計画は正確に正しい時刻を刻む異教徒の礼拝 偶像崇拝 臭気に先はない 無数の神と呼ばれる偽者の中歩め 情景を見つめた内なる君は悲しげ

俺からお前にたった一枚の紙切れを送ろう 蝋燭の中で書いた文字はまるで髑髏 俺の死に生き様を伝えた文面に 時代は流れ行き分刻み この瞬間をお前に届けたくて俺から送った一枚のマフラー お前の中で俺の存在が増すなら 愛や恋だの安っぽい言葉よりありのままの俺をお前は知れよ 俺は宮沢賢治の如くただ愛した自然を 偽善と書いて人の為の行と読む 俺は俺なりに俺らしく狂った羅針盤を眺めながら樹海を泳ぐ 深呼吸する心臓部に下らないジョーク ふと訪れる恐怖 全てを記した一通の手紙 ありのままを伝えたい俺の願い
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by siko_yugi | 2004-09-08 16:17 |
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