刀一本で勝たないといけないなんて信じた若かりし日々
鎧を身に纏わないと生き残れないと思ってたつい最近まで どうやら無駄な様だ 挫折っていう汗が溢れて錆びるんだ 此処じゃそういう仕組みらしい しかし無防備に浮浪している今のままじゃ 業に刺され憑りつかれ崩れ落ちるだけなのも史実通りの歪な事実 夢追い人よ 脱ぎ捨てた重荷となった鎧の中 つまり素のお前にお前は出会えたのかい そいつは輝いていたお前と同一か もしくは静かに息潜め雪解けを待つ老人と化したか 輝いていたあの頃は若さが産み出した勢いと呼ばれる代物で あの頃に帰っても現実問題、俺らの技は敵に通じないだろう 老いるにはまだ早いし この人生が何なのか悟る事もまだ早すぎる気がするんだ 飢え渇きが襲えど思考回路が止まる事はない きっと再度 きっと最後の運っていう不思議な奴が肩を叩いてくれる それを呼び込むんだ 涙ぐんだ日々が続けど霞んだ視界じゃ生き残れないから 今は立ってさえいれば 季節の様に時は流れて きっと苦痛から解放してくれるだろう 俺もお前も前を向いて足掻いて歩いていればの話だがな
by siko_yugi
| 2004-09-16 22:08
| 詩
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