掻い潜る疾風の闇夜の月に近づき傷つき そして何かに祈る
神と呼ばれるその魔性の人物に屈する事なく残像が大地を踏む
回答は何処にも無く鳥は鳴く儚く散る夢の残骸を広い集め
晩餐会に出席の有無を判断出来ず断末魔を見る観察者の運命
勘違いした惨死体の遠吠えに耳は貸さない俺は俺すら化かせない
俺が俺である事を疑うのなら西の地に降り俺に会うがいい
愛に溢れた叱咤に知った温もりの毛布に包まりつまりその実 愛は残酷なのだ
七日目に見た月夜に浮世絵師すら振り向きざまに言う俺は貴方だ貴方は俺だ
鞭を使いこなせず無知に気付かず教えを請う愚か者すら俺はいとおしい
いとおかし 死の始まりは生の始まりから出発し繰り返す無限のループ開始
大惨事の前に逃げた小心者の条件など俺は飲まない愛とはつまり
この世を騙す旨味で暗がりを光を知らせる暗黒トンネルを潜る ごく普通に
死に向かう人を我は生を懇願するただの人だから絶えず繰り返す言葉発する
偏頭痛が襲う連日の猛烈な吹雪の中で振り向きざまに諦め顔で俺を案じる
夕刻には俺はお前を消すだろう記憶とは有限で生もまた有限だからな
言葉は無限で幽玄な時の流れから離れ場慣れしたが最後この地が墓場
深呼吸し心の臓に流れを送り北緯45度地平線と交差する一本の線が
縦と縦が重なり痣になる痛みが横と横を交差させる2次元の戦いの戦果
演奏者は孤独に謡う時を忘れ時を知り多くの侮辱や窮乏に耐え忍ぶ
人が人である事を感じ取れば闇の奴隷からの開放 今は言葉で描く
下らないこの人生に意味がないとか死に価値を見出す等の理論は俺に役に立たない
俺は死ぬ為に生き危機にすら貧する事なく己の価値のみを信じる 魂の解体
早く上がって来いよ そこのお前 今のままで 忘れるなこの世の流れ 俺の名前
黙れ 21世紀 生気すら失う孤独との宴の始まり栄枯盛衰 神は死に絶え
自己の体内に真理があるとすれば蜃気楼の中だが感じる瞬間の美学 神秘を
抱いた罪を積み種を産み知恵の輪を今潜り抜けよう
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by siko_yugi | 2004-08-18 17:38 |
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